フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

持ち方

息を飛ばす方向

練習時間を作って 1 時間練習しました。


週末のレッスンで、音程がやけに上ずることが気になっていました。
どうやら、頭部管の向きを変えたため、同じように吹いているつもりでも角度がかなり変わっていたようです。

吹き込む息を真正面にすることを意識して、頭部管の向きを変更したまま、構えるように修正。
確かに音程はまともになりましたが、かなり苦しい持ち方になってしまいました。
見た目には普通ですが、これまで胴部管を外向きに構えていたため、キーが真上に来るような構え方になり、感覚的にはかなりこちらに向けたような感じで違和感があります。

しばらくこれで慣らすべきか・・・。


頭部管の向きを以前の角度に戻すと、確かに音程は戻っているので、明らかにこれが原因です。
ただ、真正面に向けて息を飛ばすというような感覚は、しばらく失っていました。

何とか音色感は持ち直してきたので、次のレッスンまでに平日に数回練習時間を取りたいところです。

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C キーの押さえ方

ブログを書くに当たって、livedoor のブログの管理画面には、ランダムでブログネタになるテーマやニュースが出てきます。

他のブログでもよくやっていますね。
ただ、このブログの場合、もうフルート以外のことを色々書くつもりがないので、ほとんど参考にもなりません。


実はいまだに楽器の持ち方については悩みがつきません。
今の持ち方で一番近いのは、「ロックストロ・ポジション」というやり方です。

以前購入したPIPERS 2010 年 5 月号の受け売りに近いのですが、現在の持ち方自体は、ザ・フルート 93 号のアレクサ・スティル氏インタビューの内容が腑に落ち、しばらくそれを参考に練習していた後、PIPERS の記事を読んでさらに納得しました。


この方法における左手人差し指付け根の支点は、水平方向への圧力をかけることよりも、楽器の重力を支えるポイントとしての役割が強いらしく、手が楽器の下に少し回りこみます(もちろん口への圧力自体はかかっています)。そうなると、付け根は付け根でも指に近い部分で支えることになるので、人差し指の長さが足りません。

左手人差し指で押さえる C キーは、普通はどう押さえているのでしょうね。

前の先生は、C キーは本当に端の方しか押さえていませんでした。
そもそもこのキーは直接音孔を塞ぐキーではないので、わざわざキーの中心を確実に押さえる必要はないわけです。

手が小さいことを気にされていたので、物理的な問題もあったのかもしれません。以前間近で見ていたので、そのように押さえるだけでも十分演奏できるということことで納得していました。

私も身体が大きいわけではないので、手も小さいほうかもしれません。


今は C キーを指の腹で完全に覆うくらいにべったり押さえているのですが、これを指先だけで端を押さえるようにすることでかなり自由になりそうです。
楽器はオフセットなので、その他のキーは大して問題になりません。


「ロックストロ・ポジション」自体も、雑誌の記事程度の情報しか得られていないので、もっと調べて深く試してみたいところです。

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左手人差し指付け根

「左手人差し指の付け根にタコができるのは何なのか」という話題が、mixiのトピックで最近話題になっています。

私もフルート協奏曲の追い込み練習の結果、人差し指が痛くなったり、付け根の皮膚が硬くなったりしました。先生に話してみたところ、先生にもあるそうです。

mixiのトピックの回答を見る限りでは、タコができていないといけないということはなさそうです。
フルートの持ち方にも関係があるようで、相当年数の経験者でもできていない人はたくさんいるようです。

人差し指の痛みは徐々に軽くなってきています。
最近は、ある程度長い時間練習すると、右親指の方が痛いので、右親指の皮膚が丈夫になってくれないものかと思っています・・・。


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