フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

四季・冬

レッスン #74 (トリルで管体が揺れる)

土曜日はレッスンでした。今年最後のレッスンです。

アルテスは4課。4課はまだまだ終わりません。ただ、この課は、単純な中にも付点音符と八分音符の入り混じるものが多く、拍感覚の乏しい私には重要な課題であることは間違いありません。

中音域から高音域に上がるところでは音がはっきりせず、聞いていて苦しそうと言われました。
第3オクターブのドですでに発音があまりよくありません。

テンポや拍に気をつけていくと、今度は音質が悪くなってきます。

曲練習は、ヴィヴァルディ「四季・冬」第2楽章。

右手の指を使うトリルで、管体の揺れが大きすぎると注意を受けました。どうもトリルでキーを押さえすぎる傾向があるようです。もっと軽やかに押さえてもよいのでしょう。

出だしの旋律がmfで始まることと、中盤で出てくる同じ旋律にfが指定してあることを意識して、中盤のfはもっと男性的に力強く吹いた方がよいと言われました。同じ旋律が違う音域で繰り返し出てくるところは、強弱をやや強めに強調することでコントラストが付きやすいのかもしれません。

「冬」は、先生にピアノで合わせてもらえるそうなので、次回ピアノと合わせて仕上げといったところでしょうか。

改善できる部分は山ほどありそうですが、現在のレベルではここまでです。


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レッスン #73 (拍子感を大事にすること)

日曜日はレッスンでした。

前日の土曜日に、調整に出していたフルートを取りに、パールのフルートギャラリーに行きました。 戻ってきたフルートは、低音域のファが強烈に鳴るようになりました。これは体感的に判りました。

左手人差し指のキーも調整されていました。リペアの方の説明では、ちゃんと塞がっていなかったとのこと。素晴らしい。

実は塞がっているかどうかはともかくとして、タンポの調子があまりよくないということは判っていましたが、調整会では言いませんでした。

今回の調整で気になったのはブリチャルディキーのぐらつきと、足部管の接合の硬さでした。

ヴィヴァルディ 「四季・冬」第2楽章を少し。 曲自体が非常に短いので、最後まで吹き通せますが、まあいまいちです。 拍子感があまりよくないようで、3/4拍子の1拍目をしっかり意識することが大切。

あと2回くらいのレッスンでこの曲を仕上げたいところです。

次は、やり残していた「密度21.5」でしょうかね・・・。


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レッスン #70 (突入!ヴィヴァルディ「冬」)

土曜日はレッスンでした。

先週の平日はまともな練習時間を確保できないままに、このレッスンを迎えることになってしまいました。

アルテスは4課。 ブレスは音価の短い音符の前で取ることで音楽の流れを妨げずに済むという指摘を受け、ブレスの位置を確認しながら吹きます。

曲練習。ベートーヴェンのフルート二重奏は、お預けになりました。 妻がしばらくはこの曲に取り掛かれないということで、私一人だけ練習しても仕方がないということになり、別の曲をやることに。

先生には悪いと思いながらも、年明けから見てもらうつもりだった、ヴィヴァルディの「冬」を見てもらうことにしました。 このレッスンで「冬」を見てもらうことを想定していなかったため、まあいつものとおりひどい状態からのレッスン開始です。

持って行ったのは、ヴァイオリン協奏曲「四季・冬」の第2楽章で、ヴィヴァルディの「ラルゴ」という名前で小品としても非常に有名な曲です。 第1楽章にも挑戦したいのですが、強烈に難しいため、こちらはお預けです。

しどろもどろながら、1回のレッスンで曲の最後まで到達してしまい、いつもと比べると少し拍子抜けな感じがありました。

なんとなく先生の受けもあまりよくない気がしました。これまでに持っていった曲と比べると難易度が低いからでしょうか。 私はこの曲を今月いっぱい重点的に見てもらおうと思っています。

演奏リテラシーを固めながら、確実に演奏できるレパートリーを増やしていきたいところです。


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