先週の土曜日、ムラマツのフルートフェアに行ってきました。
私が行ったときはまだあまり時間が経っていないせいか、それほど人が多くなかったので、展示フルートをいくつか試奏しました。
先日のパールの無料調性会・展示会で試奏したときは多少違いが分かったので、今回は楽しみにしていました。
しかし・・・。
例年と同じく、あまり分かりませんでした。
イベント会場が広いからでしょうか。
比べる以前に、思ったような音にならないため、試奏していても特に感想がありません。
以前通っている楽器店で試奏した、DS だったか GX だったか、音色もフィット感もよいと感じました。
しかし、今回はどれを取ってみても、そう感動がありません。
これはよく言われる「個体差」とかいうレベルの問題ではないでしょう。
高額なモデルまで試奏しましたが、唯一吹いて楽しいと思ったのが PTP でした。
毎回このイベントではあまり驚きがないので、おそらく会場が広いことによる問題が大きいのではないかと思います。
そもそも普段から狭いところでしか練習していないわけで、自分の発した音をそのまま聞けるのに対して、この会場では全然反響が聞けません。
そして、他の人が試奏している音はバンバン聞こえてくるわけです。
しかも全うな曲による試奏が多いので、聴くだけで打ちのめされていきます(笑)。
先生にこの話をしたところ、人の音もかなり混じるから聞こえづらくなるはずとは言われました。
確かにそうかもしれませんが、こうも聞こえないのは悔しいですね・・・。
こうやって「吹きすぎ」病がさらに進行してしまうのかもしれません。
ムラマツの新宿店にも行きました。時系列的には、このイベント会場よりも先にこちらに行きました。
フルートとヴァイオリンの楽譜を物色するも、特に目当てを決めていたわけではなかったため、何が見つかるわけでもありません。
ふと教則本の棚を見てみると、アルテスが数冊だけ置いてあります。
アルテスも日本語版で何種類かあるのは知っていました。
何かのブログで、「15 課が 1 ページしかない」という内容を見て、興味本位で普段使っているものとは別の版を開いていました。普段は JFC の黄色の本を使っています。
開いたのはシンフォニア版です。こちらも定評がある本のようです。
シンフォニア版は、アルテスとは別にタファネル&ゴーベールの教則本があり、こちらが気になっていました。
開いてみて驚きました。
アルテス原典の譜面に日本語で解説が織り込まれるスタイルは、JFC 版と違いがないのですが、その解説がかなり細かいのです。
購入していないのでちゃんと読んでいませんが、かなり濃いようにも見えました。
確かに 15 課は 1 ページしかありません。単なる譜例が載っているだけで、まるで「ちゃんとやっておくように」とでも言われているかのようです(笑)。
15 課だけで 1 冊の冊子になりそうな JFC 版とは対照的です。
これは思わず買ってしまいそうになる内容です。
同じ内容の教則本を 2 種類買うのも変なので踏み留まりましたが、店頭で何回か開いて気になったら本当に買ってしまいそうです。
JFC 版は必要十分な内容だと思っており、ブリチャルディキーの件一つ取ってみても、訳者の意思は私は好みです。
しかし、解説文面を読むだけでは理解しづらい箇所もあり、読み物としても楽しそうなシンフォニア版はかなり魅力的です。
同じ内容の教則本を別の角度から見て再練習するというのは、面白いかもしれません。
練習用の譜面としては、JFC 版の方が広いため、見やすいと感じました。
楽器が並んでいるより、楽譜や書籍が並んでいる方が楽しい・・・。

アルテフルート教則本 第1巻
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私が行ったときはまだあまり時間が経っていないせいか、それほど人が多くなかったので、展示フルートをいくつか試奏しました。
先日のパールの無料調性会・展示会で試奏したときは多少違いが分かったので、今回は楽しみにしていました。
しかし・・・。
例年と同じく、あまり分かりませんでした。
イベント会場が広いからでしょうか。
比べる以前に、思ったような音にならないため、試奏していても特に感想がありません。
以前通っている楽器店で試奏した、DS だったか GX だったか、音色もフィット感もよいと感じました。
しかし、今回はどれを取ってみても、そう感動がありません。
これはよく言われる「個体差」とかいうレベルの問題ではないでしょう。
高額なモデルまで試奏しましたが、唯一吹いて楽しいと思ったのが PTP でした。
毎回このイベントではあまり驚きがないので、おそらく会場が広いことによる問題が大きいのではないかと思います。
そもそも普段から狭いところでしか練習していないわけで、自分の発した音をそのまま聞けるのに対して、この会場では全然反響が聞けません。
そして、他の人が試奏している音はバンバン聞こえてくるわけです。
しかも全うな曲による試奏が多いので、聴くだけで打ちのめされていきます(笑)。
先生にこの話をしたところ、人の音もかなり混じるから聞こえづらくなるはずとは言われました。
確かにそうかもしれませんが、こうも聞こえないのは悔しいですね・・・。
こうやって「吹きすぎ」病がさらに進行してしまうのかもしれません。
ムラマツの新宿店にも行きました。時系列的には、このイベント会場よりも先にこちらに行きました。
フルートとヴァイオリンの楽譜を物色するも、特に目当てを決めていたわけではなかったため、何が見つかるわけでもありません。
ふと教則本の棚を見てみると、アルテスが数冊だけ置いてあります。
アルテスも日本語版で何種類かあるのは知っていました。
何かのブログで、「15 課が 1 ページしかない」という内容を見て、興味本位で普段使っているものとは別の版を開いていました。普段は JFC の黄色の本を使っています。
開いたのはシンフォニア版です。こちらも定評がある本のようです。
シンフォニア版は、アルテスとは別にタファネル&ゴーベールの教則本があり、こちらが気になっていました。
開いてみて驚きました。
アルテス原典の譜面に日本語で解説が織り込まれるスタイルは、JFC 版と違いがないのですが、その解説がかなり細かいのです。
購入していないのでちゃんと読んでいませんが、かなり濃いようにも見えました。
確かに 15 課は 1 ページしかありません。単なる譜例が載っているだけで、まるで「ちゃんとやっておくように」とでも言われているかのようです(笑)。
15 課だけで 1 冊の冊子になりそうな JFC 版とは対照的です。
これは思わず買ってしまいそうになる内容です。
同じ内容の教則本を 2 種類買うのも変なので踏み留まりましたが、店頭で何回か開いて気になったら本当に買ってしまいそうです。
JFC 版は必要十分な内容だと思っており、ブリチャルディキーの件一つ取ってみても、訳者の意思は私は好みです。
しかし、解説文面を読むだけでは理解しづらい箇所もあり、読み物としても楽しそうなシンフォニア版はかなり魅力的です。
同じ内容の教則本を別の角度から見て再練習するというのは、面白いかもしれません。
練習用の譜面としては、JFC 版の方が広いため、見やすいと感じました。
楽器が並んでいるより、楽譜や書籍が並んでいる方が楽しい・・・。

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