先日、PIPERS を買いました。
345 号なので、実は先月号です。

楽器店で見つけて、トレバー・ワイの対談記事が載っていたので気になっていたのですが、フルートの記事は僅かなので見送っていました。

発表会の前の日に雑誌棚を見たとき、最新号の奥にまだ 1 冊残っているのを見つけて、買ってしまいました。


最初に見つけて気になっていたのは、トレバー・ワイが「インラインに H 管は馬鹿げている」という話を書いているのを見つけたからでした。この件については別にエントリーを書きたいと思います。

改めて誌面を開いて買おうと思ったのは、「曲よりもエチュードを練習しなさい」と説いているのを新たに見つけたことによります。
この持論は、ザ・フルートの過去のインタビューでも確か同じようなことを言われていました。

バッハやモーツァルトを吹いてはいけないと言っているんじゃありませんよ。その時点で身に付けたテクニックで出来る曲をやりなさいということ。5歳からウイスキーを飲んでしまってはいけませんよ(笑)。

PIPERS 345 / MAY 2010 年 5 月号 p.11


面白いですね。強烈にインパクトがあります。

私も普段からやりたい曲ばかりに取り組んでいるので、この話は耳が痛いです。

やりたい曲を見て、何が必要で何が足りないのかは考えて練習していますから、得られるものも多くあるのですが、確かに毎回ハードルが高すぎる気はしています。

ただエチュードを演奏するためにフルートをやり始めたわけでもないので、エチュードばかりに取り組んで練習曲三昧になってしまうのもなぁ、とは思います。


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