テレマンのファンタジー2番は、やり始めてからもう結構な時間が経つのに、まだまだ終わりません。


先日のムラマツのイベントで久しぶりに他人の生音を聴いて思うところがあったので、自分の録音を聴くことに。
私も人のことは言えないレベルなのですが、あまりにも雑音が多かったので、人にはどう聞こえているのか気になってきました。

ここ数日、練習するときはすべて録音しています。
できるだけ録音しようと思いながら今までやってこなかったのは、録音タイミングを考えていたからです。短い練習時間の中で、軌道に乗って録音に耐えうる音になった時点で録音しようなどと考えていたわけです。

しかし、そんなタイミングを待っていては、全然録音できないことに気づきました。
そういうわけで、問答無用で練習時間は始めから終わりまで録音することに。

最近録音して聴き返すということをやっていなかったので、少し楽しみにしながら聴くと、思っていたよりやはりひどい音質でした。録音ならではの雑音を考慮しても、十分ひどい。場所が狭いので、録音機との距離が取れなかったということは要因としてあるかもしれません。


それにしても、極端に平坦に聞こえます。灰色です。
立体感などまったくありません。


それでも練習の後半はずいぶんマシになるのですが、まだまだ立体感はありません。
モイーズのCDを久しぶりに聴き直して、違いを確認します。潤い感がまったく違います。私の録音はものすごく乾いた音に聞こえます。

こちらも実は久しぶりに開く「ソノリテについて」を端から確認しながら、潤いのある音を考えます。
アタックの項に「音が最少の時間で最大の生命力を持つようにする」という表現がありました。

前も同じところで感動した記憶がありますが、意識の中からは消えていたようです。


「生きた音」を意識しながらテレマンのファンタジーを改めて演奏してみると、意識するだけでもかなり印象が違います。

先生のおっしゃる「低音部と高音部の二重奏イメージで演奏する」には程遠いものの、録音を比較するだけでもずいぶんよくなっているように思います。


練習の前半はひどい音だったので、今度は最初から常に「生きた音」をイメージしながら練習、今日は3日目です。


練習中は最初から最後まで生命力ある音を出し続けないと、やっている意味がないんでしょうね。


「生きた音」は、ここ数日のメインテーマです。
テレマンのファンタジーも6月に入る前に完成させたいところです。


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