実に1年以上、全く更新しないまま過ごしていました。
突然ですが、本日からこのブログを「フルートレッスン戦争記 第二幕」として再始動することにします。
あることをきっかけに、停滞していた気分が一気に変わりました。
これを一過性のものにしないためにも、宣言しておく必要がありそうでです。
ブログは更新していませんでしたが、フルートはずっと続けています。
しかし更新していないことを見てもよく分かるとおりで、書くようなネタがないほどレッスンも練習も停滞気味でした。
フルート以外では、置かれている状況が随分変わりました。
このブログ以外にも運営しているブログがあり、そのブログに注力していたところ、一大メディアになりました。
そのブログは現在月間60万PVに達しています。
フルートレッスン戦争記も、一時期は必死に更新を続けていましたが、更新スタイルにそもそも問題があるということがよく分かりました。
機会を見てフルートレッスン戦争記も組み立て直したいと思っていました。
以前ほどではありませんが、仕事に時間を取られているのは変わらず、フルートの練習もレッスンも、半分惰性で続けているような状況でした。
再履修しているアルテスも一向に進んでいません。
しかし、この日曜日に私にとっての一大事件が起きました。
日曜日は通っている教室の発表会イベントでした。
厳密には定期的に行われている発表会ではなく、アンサンブルを組んでチームで出るというイベントです。
私は今回は仕事に追われている状況で、参加はせずに聴きにいくだけでした。
アンサンブルメンバーや、家族が参加することもあって、聴きにいくことにはしていましたが、正直なところ、聴きに行くこと自体も少し億劫でした。
通っている教室の発表会なので、面々もよく分かっています。
刺激になる演奏は毎回あるにはあるのですが、強烈に印象に残るような演奏を見せてくれる人はなかなかいません。
私も所詮そういうレベルで、緊張することも本番で実力が出ないことも分かっているのです。
ところが、ここで衝撃の事件が起きました。
初めて見る男性で、随分年季の入った楽器を持っています。
また経験者が入ってきたんだと思いながら、その音がどんなものか気にはなりました。
しかし、何者か分からないその人は、生半可なアマチュアな感じではありません。
ヴァイオリンとの掛け合いでモーツァルトを演奏し始めたとき、私は食い入るように見ていました。
やはり普通のアマチュアではありません。
これまでもうまい人はいました。
しかし、それとは次元が違います。
ところどころ黒くなった楽器から響く音の質が、久しぶりに聴く密度の高い音です。
そして一番驚いたのが、見事なアーティキュレーションでした。
手元に楽譜を持っていなくても、譜面が見えるような感じです。
はっきりと分かるタンギングの心地よさは、他の人の演奏では感じません。
普段意識的に聴いていなかったからか、先生の演奏でもそんな聞こえ方は感じたことがありません。
それがいいのか悪いのかということは分かりませんが、少なくとも聴きながらそんなことを意識していなかった私のところには、表現が伝わりました。
他の参加者にもうまい人、以前から聴いていて上達した人はいましたが、この人から受けた印象が強すぎてあまりよく覚えていません。
彼の演奏自体は、いくつかミスはあったようですが、そんなものは全く気になりませんでした。
自分の実力が知れているのに言えたことではありませんが、他人の演奏を聴いてここまで驚いたのは久しぶりです。
とにかく話がしたいと思いました。
そんなことを思ったことは、今まで一度もありません。
座っている席が遠かったのと、私も一人できているわけではなかったのでそばに行って話しかけるようなこともできませんでした。
このあと、懇親会があり彼と話す機会を得たのですが、その話はまた次に書くことにします。
この人物の登場は、私の中で化学反応を起こすには十分すぎる出来事でした。
突然ですが、本日からこのブログを「フルートレッスン戦争記 第二幕」として再始動することにします。
あることをきっかけに、停滞していた気分が一気に変わりました。
これを一過性のものにしないためにも、宣言しておく必要がありそうでです。
ブログは更新していませんでしたが、フルートはずっと続けています。
しかし更新していないことを見てもよく分かるとおりで、書くようなネタがないほどレッスンも練習も停滞気味でした。
フルート以外では、置かれている状況が随分変わりました。
このブログ以外にも運営しているブログがあり、そのブログに注力していたところ、一大メディアになりました。
そのブログは現在月間60万PVに達しています。
フルートレッスン戦争記も、一時期は必死に更新を続けていましたが、更新スタイルにそもそも問題があるということがよく分かりました。
機会を見てフルートレッスン戦争記も組み立て直したいと思っていました。
以前ほどではありませんが、仕事に時間を取られているのは変わらず、フルートの練習もレッスンも、半分惰性で続けているような状況でした。
再履修しているアルテスも一向に進んでいません。
しかし、この日曜日に私にとっての一大事件が起きました。
日曜日は通っている教室の発表会イベントでした。
厳密には定期的に行われている発表会ではなく、アンサンブルを組んでチームで出るというイベントです。
私は今回は仕事に追われている状況で、参加はせずに聴きにいくだけでした。
アンサンブルメンバーや、家族が参加することもあって、聴きにいくことにはしていましたが、正直なところ、聴きに行くこと自体も少し億劫でした。
通っている教室の発表会なので、面々もよく分かっています。
刺激になる演奏は毎回あるにはあるのですが、強烈に印象に残るような演奏を見せてくれる人はなかなかいません。
私も所詮そういうレベルで、緊張することも本番で実力が出ないことも分かっているのです。
ところが、ここで衝撃の事件が起きました。
初めて見る男性で、随分年季の入った楽器を持っています。
また経験者が入ってきたんだと思いながら、その音がどんなものか気にはなりました。
しかし、何者か分からないその人は、生半可なアマチュアな感じではありません。
ヴァイオリンとの掛け合いでモーツァルトを演奏し始めたとき、私は食い入るように見ていました。
やはり普通のアマチュアではありません。
これまでもうまい人はいました。
しかし、それとは次元が違います。
ところどころ黒くなった楽器から響く音の質が、久しぶりに聴く密度の高い音です。
そして一番驚いたのが、見事なアーティキュレーションでした。
手元に楽譜を持っていなくても、譜面が見えるような感じです。
はっきりと分かるタンギングの心地よさは、他の人の演奏では感じません。
普段意識的に聴いていなかったからか、先生の演奏でもそんな聞こえ方は感じたことがありません。
それがいいのか悪いのかということは分かりませんが、少なくとも聴きながらそんなことを意識していなかった私のところには、表現が伝わりました。
他の参加者にもうまい人、以前から聴いていて上達した人はいましたが、この人から受けた印象が強すぎてあまりよく覚えていません。
彼の演奏自体は、いくつかミスはあったようですが、そんなものは全く気になりませんでした。
自分の実力が知れているのに言えたことではありませんが、他人の演奏を聴いてここまで驚いたのは久しぶりです。
とにかく話がしたいと思いました。
そんなことを思ったことは、今まで一度もありません。
座っている席が遠かったのと、私も一人できているわけではなかったのでそばに行って話しかけるようなこともできませんでした。
このあと、懇親会があり彼と話す機会を得たのですが、その話はまた次に書くことにします。
この人物の登場は、私の中で化学反応を起こすには十分すぎる出来事でした。

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