さて、今日はレッスンです。
今週は、平日もかなり練習時間を作ったので、前回よりはまともな状態でレッスンを受けることができたと感じています。
以前のレッスンで、「(息を吸う余裕が十分ある場合は)息を脚のつま先まで入れる感覚で吸う」ようにと言われました。何かの本でも読んだ記憶がありますが、この感覚は今ひとつ掴みづらく、実際無理に吸い込もうとしてみたり、なかなか難しいものです。
ところが、このサイトに書かれている「肺の一番低い位置で呼吸すること」という説明で一気に飲み込めた気がします。
記事はバソンの奏法を解説したサイトのようです。
ポイントは、「肺にたくさん吸う」のではなく、「吸った空気を肺の上部にためない」ということでした。
「息が浅い」とか「息が深い」というのもこれに従った表現方法なのでしょう。私は少なくとも日常生活ではかなり「息が浅い」と感じます。
アルテス4課。譜面1つはクリアしました。先生にも「音質はずいぶん回復した」と安心してもらえたようです。
4課の最後も一通り吹きましたが、休符で始まるフレーズの拍がはっきりしないので、もうしばらく練習することに。この課で徹底的に鍛え直す感じです。
トレバー・ワイ教本。
長らくストップしていた「トレバー・ワイ」教本の練習も再開することにしました。アルテスの序盤では出てこない、アーティキュレーションの確認なども含めて見ていくことに。事前に練習はしていましたが、先生の前で思う通りに吹くというところにまで至りません。
最後に少しだけ、ヴィヴァルディの「冬」第2楽章を見てもらいました。
3拍子で、3拍目が休みになる箇所をしっかり守らないと、かなり間延びした感じに聞こえると言われ、この点を再考。
楽典にもありましたが、バロックの楽譜だと、2拍目以降の拍を譜面通りの音価で単純に演奏するとメリハリがないということを言われたのかもしれません。
今日は、30分のレッスンにかなりいろんな内容を見てもらいました。
春の発表会はどうしますかと聞かれ、今回は出ないけれども曲には取り組みたいと回答しました。発表会に出ることで、練習とレッスンのモチベーションが下がるのを防げるのは確かです。しかし、昨年のフルート協奏曲のときはフルート練習が生活の負担にもなったので、自力でモチベーションを維持する工夫を選択することにします。今年の冬の発表会には出るつもりでいます。
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