フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

メトロノーム

基礎訓練編:2日目 音階練習は一人で練習すべし

2 日目です。

昨日、早速新しくできたカラオケ店に行ってみることにしました。
妻と一緒に入りました。


できたばかりなので、当然きれいで快適です。
空間もそれなりに広いのはいいですね。
響きも素晴らしく、練習にならないほどでした。程よくエコーがかかるのも手伝って、全く別の楽器を演奏しているような気分にさえなります。
カラオケルームで練習する際に一番問題にもなるのですが・・・。

二人で心地よく練習を始めました。


と、ここまではよかったのです。

少し心配はしていたのですが、予感は見事に的中しました。
ただでさえメトロノームの音が聞こえづらいのに、二人で同時に練習していると、相手の楽器の音も聞こえてくるわけで、拍の確認ができません。

曲練習ならいざ知らず、音階練習や音づくりの類の練習となると、他の音が絶えず聞こえている環境では非常にやりづらいものがあります。

この件は、随分前にも何度か同じことを思い、一人で練習に通うことも多くありました。

今回は完全に失敗です。


ほとんど練習になりません。
チューナーはいいとしても、メトロノームの音が聞こえなくなるのは致命的です。

何とかタファネル&ゴーベールの日課練習はこなしましたが、メトロノームのほとんど聞こえない環境でやることにどれだけの成果が出るのかが見えず、多少のストレスも感じながら練習時間を終えました。

過去に何度も同じ間違いをしているので、一人練習でないときの練習メニューを別に考えないといけません。

これではダメですね。


週末からまたいつものレッスンに戻るので、アルテス 10 課の課題もいくつか練習しました。

このアルテスもだんだん足踏み状態になっているので、年内に 1 巻を終わらせるくらいの感覚で進めないとかなり延びてしまいそうです。

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新しいメトロノームが欲しいと思っていたら・・・

私の持っているメトロノームは、チューナーとセットになったデジタルのタイプです。

重宝はしていますが、チューナーとメトロノームが択一になっており、チューナーの機能を使いながらメトロノームをかけるということができません。

しかも、メトロノームの音は当然電子音で、あまり大きくならないため、練習中聞こえなくなることもしばしば。


ふと、今使っているスマートフォンに、メトロノームのソフトがないものかと思いついて調べてみたところ、ありました。

私は PocketTune という Windows Mobile 用のソフトをインストールしました。

音量はどれだけ出るか分かりませんが、スピーカーやヘッドフォンにつなげられる分、今のメトロノームよりもかなり聞こえやすくなると思っています。まだ実際の練習では使っていませんが、どうでしょうね。

PCM サウンドですが、アナログのメトロノームの「カチッ」という音が鳴るので、今のメトロノームの電子音とは違ってそれなりに聞き取れます。
電子音だと場所によっては自分の音に紛れて聞こえないのです。

将来、小さめのアナログメトロノームが欲しいと思いながら、しばらくはこれで我慢します。


普通の携帯でも、形態アプリでメトロノームはあるみたいですね。
どのくらい音量が出るかという問題はありますけど。

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