フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

ムラマツ

シンフォニア版のアルテス

先週の土曜日、ムラマツのフルートフェアに行ってきました。


私が行ったときはまだあまり時間が経っていないせいか、それほど人が多くなかったので、展示フルートをいくつか試奏しました。

先日のパールの無料調性会・展示会で試奏したときは多少違いが分かったので、今回は楽しみにしていました。

しかし・・・。


例年と同じく、あまり分かりませんでした。
イベント会場が広いからでしょうか。

比べる以前に、思ったような音にならないため、試奏していても特に感想がありません。

以前通っている楽器店で試奏した、DS だったか GX だったか、音色もフィット感もよいと感じました。
しかし、今回はどれを取ってみても、そう感動がありません。
これはよく言われる「個体差」とかいうレベルの問題ではないでしょう。

高額なモデルまで試奏しましたが、唯一吹いて楽しいと思ったのが PTP でした。


毎回このイベントではあまり驚きがないので、おそらく会場が広いことによる問題が大きいのではないかと思います。
そもそも普段から狭いところでしか練習していないわけで、自分の発した音をそのまま聞けるのに対して、この会場では全然反響が聞けません。

そして、他の人が試奏している音はバンバン聞こえてくるわけです。
しかも全うな曲による試奏が多いので、聴くだけで打ちのめされていきます(笑)。


先生にこの話をしたところ、人の音もかなり混じるから聞こえづらくなるはずとは言われました。
確かにそうかもしれませんが、こうも聞こえないのは悔しいですね・・・。

こうやって「吹きすぎ」病がさらに進行してしまうのかもしれません。


ムラマツの新宿店にも行きました。時系列的には、このイベント会場よりも先にこちらに行きました。

フルートとヴァイオリンの楽譜を物色するも、特に目当てを決めていたわけではなかったため、何が見つかるわけでもありません。

ふと教則本の棚を見てみると、アルテスが数冊だけ置いてあります。


アルテスも日本語版で何種類かあるのは知っていました。

何かのブログで、「15 課が 1 ページしかない」という内容を見て、興味本位で普段使っているものとは別の版を開いていました。普段は JFC の黄色の本を使っています。

開いたのはシンフォニア版です。こちらも定評がある本のようです。
シンフォニア版は、アルテスとは別にタファネル&ゴーベールの教則本があり、こちらが気になっていました。

開いてみて驚きました。
アルテス原典の譜面に日本語で解説が織り込まれるスタイルは、JFC 版と違いがないのですが、その解説がかなり細かいのです。

購入していないのでちゃんと読んでいませんが、かなり濃いようにも見えました。

確かに 15 課は 1 ページしかありません。単なる譜例が載っているだけで、まるで「ちゃんとやっておくように」とでも言われているかのようです(笑)。
15 課だけで 1 冊の冊子になりそうな JFC 版とは対照的です。


これは思わず買ってしまいそうになる内容です。
同じ内容の教則本を 2 種類買うのも変なので踏み留まりましたが、店頭で何回か開いて気になったら本当に買ってしまいそうです。

JFC 版は必要十分な内容だと思っており、ブリチャルディキーの件一つ取ってみても、訳者の意思は私は好みです。

しかし、解説文面を読むだけでは理解しづらい箇所もあり、読み物としても楽しそうなシンフォニア版はかなり魅力的です。
同じ内容の教則本を別の角度から見て再練習するというのは、面白いかもしれません。

練習用の譜面としては、JFC 版の方が広いため、見やすいと感じました。


楽器が並んでいるより、楽譜や書籍が並んでいる方が楽しい・・・。

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ムラマツ DS という楽器

今日もレッスンです。昨日は仕事で練習時間を確保できなかったので、レッスン対策は直前の事前練習のみ。

昨夜の就寝時間の問題もあり、今日は強烈に眠く、集中力も低下していました。


タファネル&ゴーベールの日課大練習 EJ.3 音階練習を、やはりアーティキュレーションの指示に従いながら順にやっていきます。

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5 や 6 のアーティキュレーションはよくやるのでそれほど苦にならないものの、7 や 8 は曲でもあまり出てこないので、スラーやシングルタンギングでの音階練習では問題がなくても、このアーティキュレーションで演奏すると途端に転び始めます。

これも回数をある程度こなさないといけないようです。

アルテスは遅いながらも 10 課が進み、跳躍練習からついに課題曲に突入しました。練習曲の具体的な取り組みは次回以降。


今日も昨日に引き続き、楽器店のフルート販促イベントの店内コンサートを聴きました。
もうちょっと集中力のある状態で聴くべきでした。
今回も 1 曲ずつ楽器を取り換えての演奏でしたが、言われるほど違いはやはり分からず。


今日は試奏するつもりはなかったのですが、店内コンサートが終わって店員さんと少し話していると昨日陳列されていなかった楽器があるという話になり、こちらも少し触らせてもらうことに。

パウエルの総銀とムラマツの DS をそれぞれ試奏。DS は過去に何度も触ったことがあるのであまり気にしていませんでした。パウエルもあまり魅力を感じていなかったので、とりあえず触る程度といった感じでした。

パウエルの総銀は、音を出すこと自体は特に問題がなかったのですが、自分の持っているフルートとかなり感触が違うこともあって、自在にコントロールするのにはかなり労力がいるような感じがしました。

ブリチャルディキーのストロークがやたらに深い気がします。ちょっと触ったくらいでは塞がりません。この辺は慣れかもしれません。また、例によってインラインなので安定して持つのにもやはり苦労します・・・。


そしてムラマツの DS。こちらは、今回衝撃を受けました。

先ほど触ったパウエルの総銀と同じくインラインでしたが、こちらはインラインの楽器だということ自体が分からないくらい楽に持つことができ、息の入り具合もキーの操作感も抜群でした。

これは先日のムラマツフェアで触っているはずなのですが、前回と今回でひどく印象が違っていました。

ムラマツは音色が暗いとかいう話をよく聞きますが、今日この DS をしばらく吹いた印象では、十分甘い音色が出ました。
吹いていて妙に楽しいフルートで、しばらく色々試しました。

先日の試奏会場と違い、広い上に周りにほとんど人がいないためか響きも素晴らしいと感じました。

ムラマツには妙なバイアスをかけていたので、正直あまり好きではなかったのですが、これで一変しました。かといって購入するつもりはありませんけど。

今回、魅力はよく分かりました。

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