フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

ブログ

成果を確認するために練習記録をつける

このブログが謎のサイトに引っかかってしまいました。


それでは今日も、
全くの自己満足的で取材した論評が書かれているサイト集をご紹介します。

http://sky.ap.teacup.com/yuina725/44.html


ほう、「全くの自己満足的で取材した論評が書かれているサイト」らしいです(笑)。そうかもしれません。

どうも、自動生成で作られたブログっぽいですね。あまり気にしないことにしましょう。


来週の成人の日は、アンサンブルの練習日です。
まだ今年に入ってから、個人練習もレッスンもありません。

本を読んだり練習計画を考えたりと、何かしらフルートのことを考えるようにはしていますが、そろそろ楽器を触りたいところです。

フルートももう 5 年目に突入したので、今年から練習記録を定量的に付け直そうかと思います。
毎回練習やレッスンを開始した時点で何をどう練習しようかと考える始末で、昔と違って漫然と練習してしまっていることが多く、練習の効果も認識しづらい状態です。

あんまり「練習、練習」と考えたくはありませんが、ちゃんと効果を実感したいですね。
そのためにも、こなした記録を積み重ねて見返せることは重要かもしれません。

レコーディングダイエットなんかと同じですね。

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日課に落とし込むことの重要性について

ひとまずフルートの 2012 年の簡単な目標は設定しましたが、その達成に向けた具体的な計画はまだ立てていません。

アルテス 1 巻修了も、ある程度道筋を立てながらレッスンを受けるようにしないと、いつまで経っても終わりませんし、実力も伴うようにならないと感じます。

これまで何度も書いている通りで、一応進んではいるものの、そこを通過した時点で得られるレベルに到達しているかどうかはいつも疑問に思っています。

それはもう、レッスンや先生の責任ではなく、レッスンを受けている自分の責任でしかありません。

レッスンでクリアしても、自分で完全に納得できるまではやり続けざるを得ないでしょうね。


すとんさんのブログは、毎日更新されています。

コメントにもいただいた通りで、1 日に 1 回更新することが、すとんさんの「日課」になっています。
日課に落とし込んでしまえば、苦労も苦労ではなくなります。

ブログの更新自体は、ネタがあるときはいつでもできるのですが、ペースを維持するのは簡単ではありません。


以前、ブログが流行る前に自前の Web サイトで日記を書いていました。これは毎日ほぼ定刻に更新するようにしていて、それが楽しみでもありました。

そのときは学生だったので時間の都合がつけやすかったということはもちろんあるのですが、あのときは明らかに「日課」になっていました。


フルートの練習も似たようなことが言えそうです。

音階練習にしても、何かの決まったエチュードの演奏練習にしても、自分で決めたメニューを毎回の練習で必ず行うように組み込んでこなしていくことで、自分の血肉にしていくことはできるような気がします。

タファネル=ゴーベールの日課練習も音階練習も、いまだに身体に染み付いていないのは、毎回確実にやっていないからです。

実際に毎日練習時間を確保できるわけではないので、厳密に「日課」というわけにはいかないかもしれません。

それが耐え難い苦行になってはいけませんが、身体に落とし込むために必要な最低限の練習量というものは確かにあるようで、これをちゃんとこなした上で効果を判断しても遅くはなさそうですね。


とりあえずブログは日課にしましょう。

できれば定刻で。

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続・スタッカートの演奏解釈について

今日は練習時間を取れませんでした。

ちなみに革新派の著名某先生は「スタカートは音符と音符の間に息を吸う(瞬間ブレスする)事」とおっしゃってます(ある意味目から鱗かも(笑))

フルートレッスン戦争記:スタッカートの発音 (コメントより)

スタッカートのエントリーに頂いたコメントで、音符の間にブレスを取るという内容から、ふと以前同じことをしたことを思い出しました。
ブログにも書いていた気がして、検索してみたのですが、全くヒットしません・・・。

ヴィヴァルディの「冬」第 1 楽章を勝手に練習しているときに、スタッカートの連続があり、息が続かないこともあって、音符の合間に無意識に息を吸っていました。
息を吸っているといっても、本当に微量の空気にすぎません。しかし、その程度の量でも十分持続できたことを覚えています。

それにしても、本当にブログには載せていないようです。
自分のブログを色々検索していると、、、
こんなものが出てきました。

スラーとスタッカートは、当時の演奏解釈では、クレ、ルレ、エガルによる奏法を指示していたというもので、それぞれ次のような特徴があります。
(バロック時代の演奏習慣という意味でしょう)

  • クレ(coulé)は、記譜上スラーで結ばれたフレーズについて、第1音を記譜よりも短い音価で演奏する
  • ルレ(louré)は、記譜上スラーで結ばないフレーズについて、第1音を記譜よりも長い音価で演奏する
  • エガル(égal)は、フレーズを構成する音符にスタッカートの記号が書かれているもので、音を切って演奏するのではなく、すべて同じ音価で「均等に」演奏する

フルートレッスン戦争記:記譜法と演奏解釈

自分でも過去に多少は認識していたようです・・・。
これは、Sonore さんのコメントにあるこの内容とほぼ同じですね。

並んだ音と音の間をセパレートするようにという指示です。

また、バロック時代には並んだ複数の音につけられて、イネガルでなく均等に演奏することを求める指示。これってジャズの記譜法でも同じなんです。

フルートレッスン戦争記:スタッカートの発音 (コメントより)

しかし、コメントを頂いた時点では、過去にこんなことを書いていたことすら忘れ去っていました・・・。

「イネガルって何だろう」と思っていましたが、「エガル」のことはちゃんと書いてました。

ともあれ、過去のエントリーを読み返すとそれなりに発見もあるようです。


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息の量と音量

出だしの発音の悪さは、多少は改善が見られていますが、まだ安定しているとは言いがたい状態です。
しばらく試行錯誤するしかなさそうです。

それでも、つい数日前まではこのようなことを一切考えていなかったわけで、確実に前進はしているようです。

この状態で楽器が反応しないアプローチでは本当のf(フォルテ)もダメだと思えます。
発音に苦労している人の多くは、これが上手く行かないポジションからさらに息の量を増して(つまりがんばって吹くことで)なんとか解決しようとする傾向があります。

フルートレッスン戦争記:出だしの発音が悪い件の対策 (コメントより)

半年前の発表会以降、普段から「吹き込みすぎ」にならないように注意するようにしてきました。確かに息の量を減らしてもそう音量が変わらないばかりか、むしろ密度が上がりますね。

しかし、まだ少ない息(適量の息?)で常に最高の音質で発音できる状態にはなっていません。

気がつくと、高音は気が付くと吹き込みすぎに陥っていることもあります。

先日読んだブログに、少し似たエントリーがありました。

「先生のダイナミクスは
  聴いていて本当に手に取るようにわかります」
「うん、それね、
  最終的にはフォルテもピアノも同じ音量で吹き分けたいんだ」
「・・・・・・・?????」
あっという間にけむに巻かれてしまった

フルート吹きのつぶやき ダイナミクス

p と f は息の量で調節するのではないと頭では分かっていても、やはり自分でやるときは息の量でやってしまいます。

ソノリテの「低音の柔軟性」は、pp → ff → pp の繰り返しです。
これも、実は息の量でやるのではなく、適量の息で f が出せている必要があり、p も同じような息の量で表現できなければならない・・・のでしょうか。

この辺はまだよく分かりませんが、意識して練習すると面白そうですね。


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フルートレッスン戦争記第二幕案

メタエントリーです。

このブログの作り方を変えたいので、その内容を出しておきます。 ブログは近いうちに再編成します。

何度か書いている通りで、不定期での記事垂れ流し形式をやめたいので、レッスンや練習と強く結びつけた上で書き方を変えてみたいと思っています。

  • 不定期エントリーではなく、定時で更新
  • 練習での消化状況
  • レッスンの記録(しないかも)
  • いくつかのテーマ設定
  • 録音を絡める(ペースは検討必要)
カテゴリーを再編成しました。もうちょっと整理することになりそうです。

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常に同じように吹くということ

いつも読んでいる、ある先生のブログ。

フルートはいつも同じように「在る」
変わってしまうのは吹き手だ
ちょっとしたことで同じ息が吹けなくなってしまう

フルート吹きのつぶやき フルートは繊細か?


その通り。

このことはよく感じます。楽器の調子が変わっているのではなく、自分の調子が一定ではないのですね。


楽器のせいにする前に、常に同じ調子で演奏できるようにしておく必要があるわけです。これはたいへんに難しそうです。

タファネル&ゴーベールの日課大練習などは、調子を一定に保つのにも有効に働きそうですね。

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コメントできる人を制限する世界

フルート界隈のブログを色々とチェックしていくと、コメントしたくなるブログが出てきます。


そこで門前払いを食らってしまうことがあります。大抵は、アメブロのブログです。
コメントを受け付けていないのならまだ分かるのですが、コメントは受け付けていて、コメントできる人をアメーバ会員限定にしてしまっているのです。

スパムや荒らしの防止が目的なのでしょうが、コメントやトラックバックを使わないようにしているようだと、もはやブログではないと思うのです。
(ブログとして公開している意味がない)


何か確実に世界が狭くなっていますね。
コメントしている人も、アメブロでブログを書いている人ばかりで、妙に違和感があります。
この現象は、アメブロと So-net のブログで顕著だと感じます。

mixi の日記じゃあるまいし、誰でも読める設定にしてあるのだから、コメントを受け付けるのなら誰からでも受け付ければよいのに。


記事の内容がいいだけに、非常にもったいない。

こういうとき、わざわざメールを送ってまでコンタクトを取ろうとはさすがに思いません。


残念。

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ブログを整理したいと思っています

ふとブログの昔の記事などを読み返してみました。

とにかくフルートにハマっていました。今もフルート熱はありますが、このときよりは明らかにトーンダウンしていると言わざるを得ません。
当時と今では周辺環境も変わっているので、全く同じトーンを維持すること自体はほとんど不可能なのではないかと思います。

しかし、読んでいると当時の心境は確実によみがえります。
ほとんど毎週のようにいろんな楽器店に足を運び、演奏会に行ったりもしました。CD の物色もよくやりました。
これが楽しくて仕方がなかったのです。
何かフルートに限らず、いろんなことが足踏み状態になってきています。


定期的に過去の記事を読み返してみることで、過去の録音を聴くような発見がありそうです。
ただだらだらと書き連ねるブログにはしたくないので、更新頻度を戻しつつ、過去の記事の整理を進めようと思います。

その一環として、フルートにあまり関係のない記事やカテゴリーを整理・統合したいと思っています。
とりあえず Android に関するカテゴリーは削除しました。最近はもう触っていないので・・・。

ブログへのアクセスも、以前はフルートが 90%以上だったのに、最近エントリーをあまり入れていないせいか、関係のない分野で検索にヒットして Google からやってくるというケースが多くなりました。

雑談を書くことはあるかもしれませんが、全く関係のないエントリーはできるだけ控えようかと思います。


それにしても、livedoor blog の新管理画面にはまだ慣れません。

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これからのこのブログについて

フルートレッスン戦争記の方針を変更することにします。


フルートのレッスン記録や練習の内容をだらだらと書くだけのスタイルは、もうすでに卒業する時期に来ていると感じていました。

格闘していると思っていたフルートも、ブログの開始当初と比べ、レベルは上がりました。
それに伴って1回のレッスンで得られることは徐々に減っていき、レッスンごとに記録をつけることは重要でも、ブログに公開するほどの意味は見出せなくなってきました。

フルートに関しては、今後も常に苦しみ、のた打ち回る姿勢は変わらないと思いますが、今のままのスタイルでは長くは続かないと感じています。



このブログのメイン記事でもあるフルートのエントリーは、明らかに面白くなくなっています。

そこで、レッスンごとの内容を記録としてエントリーに書き起こすことはやめてしまい、事前に決めたテーマごとに定期的にエントリーを起こすように変更します。


フルートのエントリーだけをチェックする場合は、フルートタグをチェックしてください。
フルートレッスン戦争記:フルート

しばらくスクラップ&ビルドを繰り返すことになるでしょう。

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楽器の温度について

以前、楽器の温度を意図的に上げてみることについてエントリーを書きました。

このテーマのブログエントリーを見つけました。

リコーダー 温め編 :: やすこのおと | ブログ・ヤプログ!

これはリコーダーに関しての温め方として書かれていますが、フルートについても応用できるものでしょうか。
キーとメカニズムの露出しているフルートを腰や脇に挟むというのは難しそうです。

しかし、息で温める以外の方法も模索してみたいものです。


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