フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

バッハ

練習時間を割く

今日は1時間ほど、練習時間を割きました。できれば毎日時間を確保したいものです。

前のエントリーに書いたとおり、現在仕事が手詰まり状態になっており、フルートのレッスン自体を負担に感じてしまうこともある始末です。

しかし、やらないとどんどん吹けなくなっていくので、負のスパイラルを断ち切るべく、無理やりに練習時間を捻出しました。


やったのは、以前から続けている音の改造と、曲練習。
曲練習は相変わらずテレマンの無伴奏ファンタジーですが、今日は1つ追加しました。

バッハの無伴奏パルティータです。
実はバッハの曲はほとんど興味がなかったのですが、ゲイリー・ショッカーの無伴奏パルティータを聴き、さらに NHK の「名曲探偵アマデウス」で取り上げられた無伴奏チェロ組曲の話を聴いて、俄然興味が出てきました。

同じ無伴奏の曲なので、テレマンのファンタジーに通ずるところがあります。譜面を見る限りでは、テレマンのファンタジーよりは忙しくない感じです。

しかし、無伴奏パルティータというのは、当然今の実力で手を出せるほど楽な曲ではありません。
グラーフの「バッハの無伴奏パルティータという作品は、すべての器楽奏者に対する挑戦です」という話が非常に印象的でした。

もちろん見事なくらいに吹けませんが、これも教材として密かに取り組んで行こうと思います。


練習とレッスンのスタイルを、徐々に暗譜ベースに切り替えたいと思っており、今日はその一環でできるだけ暗譜で練習できるように努めてみました。

いい気分転換になりました。

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小フーガを探す

バッハの小フーガ(BWV578)を妻と練習することになりました。


ヴァイオリンとフルート用の楽譜はあまり種類が多くないので、フルート二重奏の楽譜を先日から探し続けていました。
フルート二重奏+ピアノ用の小フーガの楽譜を見つけ、これを検討することに。


ヴァイオリンを1st、フルートを2ndでやるつもりで探していました。
どうもこの楽譜は2ndの仕事があまり多くないようで、小フーガの魅力でもある同じ旋律を輪唱のようにかけ合う部分が2ndに見られず、1stとピアノがこの部分を担っているようです。

ということで一度この楽譜は止めにして、しばらく探しました。

Webでリコーダー用の楽譜を見つけました。音域は2ndまでは特に問題なさそうです。


この楽譜で一度練習してみました。
少し練習すれば、十分合わせられそうな感じです。しかし、1stより2ndの方が高音域の演奏になることと、3rdと4thがないので、中盤以降は全然面白くありません。

通っている楽器店で先生に見てもらい、思案した結果、最初に見つけたフルート二重奏+ピアノの楽譜を買うことに。やはりフルートが1stの方がより綺麗に聞こえるということでした。


今後の同時練習は面白くなっていきそうです。

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