フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

テンポ

続・遅いテンポで練習することについて

毎日夕方くらいにはエントリーを上げたいところですが・・・。
ネタも捻出している状態なので、まだまだしばらくは苦労しながら継続せざる得ないようです。

週末のレッスンに向けて練習もしたいところ。


続、遅いテンポで練習することについて。

アンサンブルの練習でも、気がつくと速くなっていきました。
ひどいときには、メトロノームを付けていても、途中で聞こえなくなって、速くなっていきます。

無意識にテンポが遅くなっていくということはないようです。

なぜか速くなっていく・・・。


おそらくこの原因は、「焦り」です。

演奏に自信がないから焦ってしまい、結果としてどんどん速くなってしまうのではないでしょうか。

自信を持つためにも、まずは絶対に間違えないと思われる極端に遅いテンポでじっくりやってみるプロセスが必要なのでしょうね。
それを少しずつクリアしながら演奏に対する「自信」をつけ、焦りを解消して、周りの音を聴ける状態を保つこと。

しばらくこの件について考えながら練習します。

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練習する曲は、きわめて遅いテンポから始めること

備忘のために書いておきます。

曲を練習するときは、遅いテンポから始める重要性について。


レッスンで曲を聞かせてもらったら、とにかく「焦っている」って感じの演奏で、細かいところの見落としや、イージーミスの連発で、試しにゆっくりのテンポで吹いてもらっても、そのテンポで演奏することが出来ませんでした。

私が大学時代に副科で習ったピアノの猪熊慶子先生が「速いテンポで乱雑に演奏するより、ゆっくりのテンポでいいから正確に演奏して欲しい」と、良く言っていたのを思い出しました。

ゆっくりのテンポから練習しましょう!【小倉のKさん編】|『ながとまさよ』フルート教室日記 【大切な貴方に、私の想いが届きますように・・・】



読みながら、この K さんはまさに私のことだと思いました・・・。
イージーミスというのは、私も常連で、レッスン中にノーミスで演奏できたことなど、おそらく一度もありません。


なので、私はKさんに「ゆっくりのテンポで正確に吹けないのに、速いテンポで100回練習しても上達しませんよ」って言ったのです。

ゆっくりのテンポから練習しましょう!【小倉のKさん編】|『ながとまさよ』フルート教室日記 【大切な貴方に、私の想いが届きますように・・・】



これまで何度もこのような教えは聞いているので、分かっているつもりではいました。
しかし、気がつくとだんだんと自分の演奏したいテンポに近づけてしまっています。

数ヶ月前から、私はヴィヴァルディの曲 (RV 533) を密かに練習しています。
とにかく遅いテンポから練習するようにして、確実に演奏できるようにしようと思いながら練習してきました。

最初の頃は良かったのですが、だんだん思うように曲になってくると、気持ちよくなってきて、どんどんテンポ設定がいい加減になってきます。

ついには、明らかに技量の追いつかないテンポで演奏するにいたってしまいます。


教則本の練習曲も似たような感じです。

私の受けているレッスンでも、アルテスは指定テンポよりかなり遅めでやっていますが、倍とまではいきません。

確かに、そのくらいから始めて、徹底的に作り込んでいくくらいの方がよさそうです。

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