フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

テレマン

次の練習曲

次の練習曲は、テレマンのファンタジー 2 番にしようかと思っています。


以前レッスンでしばらく見てもらった曲ですが、この曲は発表会ではもちろん演奏していません。

実はブログにも書いた通り、この 1 週間くらいで数回練習してみたのですが、見事に演奏できなくなっていました。


元々完全に演奏できる状態でレッスンを終えた訳ではないのですが、それでも断片的には吹けると思っていました。

今やってみると、見事にダメです。


特に低音域の D が頻繁に出てくるので、今の楽器では譜面通りのゆっくり音を鳴らすだけでも大変です。

無伴奏曲なので、低音域から高音域まで、満遍なく出てきます。


今楽器一つで自信を持って演奏できる曲が欲しいと思っていて、これだけの曲を一つでもちゃんと演奏できるようになれば、かなり変わりそうです。

以前レッスンで見てもらっていたときは、過去に聞いていた CD のイメージでそのまま演奏できるようにすることばかりを考えていましたが、2 年ほど時間を置いて今改めて取り組むと、違う発見がありそうです。

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音をきれいにするには、体幹が重要か

最高の音質は、いつも練習時間の終了間際になって出てきます。


今日もタンギングの明瞭化をテーマにしながら、新フルートの方で練習時間を取りました。
昨日は都合で以前のフルートを使って練習しました。ほとんど1ヶ月以上ブランクを開けてのこの楽器での練習でしたが、思いの外よく鳴って少々驚きました。

やはり、この楽器はかなり鳴らしやすいのだと思います。
以前はそんなことは全く思いませんでしたが、変わり種フルートを吹き始めるようになってから、前の楽器がいかに鳴らしやすいものだったかがよく分かりました。

これでいいのだろうかと思うほどよく音になるので、これに慣れ過ぎると良くないかもしれないと思うほどです。


ただ、昨日の録音を聴くと、あまりの音程の酷さが愕然としました。

チューナーを紛失してしまい、最近はチューナーを付けて練習していません。それでも新しい楽器はかなり音程を取りづらいので、レッスンに行ったときなどかなり神経質に気を払うのですが、以前の楽器で練習したときは鳴りの良さに気分が良くなり、そのまま心地よく吹きました。

吹いている最中、それほど音程がおかしいとは感じませんでした。

しかし、録音を聞き返すと、気持ち悪いくらいに音程が悪い・・・。これは音程感覚がまだはっきりつかめていない私でもひどいのが分かります。


その音程の問題なども気にしながら、今日も練習に取り組みました。

それでも前の楽器で伸びやかに出る音色はやはり捨てがたく、これに近づくようにこのフルートでも吹いてみます。


相変わらず低音が見事に鳴らず、しばらく低音域をゆっくり鳴らすことに意識を向けました。


基礎練習を6、曲練習を4くらいの割合で時間配分し、曲練習は大昔にやったテレマンの無伴奏フルートのためのファンタジー2番をやりました。

今やっても強烈に難しく、随分間違えましたが、一度やったことがあるだけに感覚で覚えている部分もあり、吹いていて楽しめる曲ではあります。


一通り楽しむと良い感じに時間切れになり、最後に軽く高音域の発音を再度試すこと。
唇を限界まで絞って、前回得られたイメージでそのとおりに吹きます。しかし、前回と同じようには全く鳴りません。

何をどうしても変わりません。
前回理解した内容を元に、ちゃんと絞って吹いているにもかかわらずです。

息の圧力やら、角度をあれこれ変えつつ試していると、ようやく何度か前回と同じような音色が得られるようになって来ました。

ここで分かったことがあります。


楽器の求めるポイントに当てて得られる最高の音色というのは、どうも角度や息の収束密度だけ揃えば実現するものではなく、スピードや持続性から成る空気柱の強さみたいなものも必要だということです。

物理的にはどうなのか分かりませんが、感覚的には口腔内や喉辺りから適当に出している息では、同じ密度に揃えて当てても満足のいく音色になりません。
しかし、腹部というか体幹から持続的に同じ強さで潤沢に息を送り込めるようになっていれば、ちゃんと鳴ります。


こういう感覚をちゃんと活字で表現できないから習得も容易ではないのでしょうね。

今日こうやって感覚を得ても、また忘れてしまいそうです・・・


同じ音価の音を発音するにしても、歌口に到達するまでに通ってきた経路が長い息の方がしっかりなるような感じがします。

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いい加減な拍カウントが問題

このブログ、アクセス数は大してありませんが、Google で「フルート レッスン」で検索すると、ブログでは第 1 位に来るようになってしまいました。

これはちゃんと更新しないといけませんね。


土曜はレッスンでした。
今回は雑談は程々にして、ソノリテとテレマンのソナタ (TWV 40:104) を見てもらいました。

「スペインのフォリア」を練習するようになってから、自分の中でも音色感がかなりよくなってきました。
曲が記憶に残っているからでしょうか、この曲を練習しているときの音は普段とまた違います。

いずれ、この曲も見てもらうことにしましょう。

このおかげで、レッスン中も比較的まともな音質を維持できたような気がします。


テレマンのフルートソナタは二重奏です。
一人で練習しているときは全く気になりませんでしたが、合わせると途端に崩れます。
相手の音が聞こえていなかったり、聞こえてもつられたりしているようです。

しかし、一番問題なのは、自分の拍計算がいい加減だということです。
自主練習ではメトロノームで厳密に拍を数えながら練習したりしていません。

実はこの問題は、これまでに何度も出てきて、自分でもよく分かっているのです。
曲を練習するに当たって、楽譜に慣れないうちはメトロノームを使っているとそれに気を取られて全く進まないので、テンポやリズムはともかく、先に音を取れるようにしたいと思ってしまいます。

少々面倒でも、最初から・・・というより常にメトロノームを使うようにしないと進まないのかもしれませんね。


合奏団の方は、色々と細かいところで問題はあるようですが、全体としては着実に進行しています。
時折見えないところで妙な動きが出ているようで、安定はしていません。

2、3 人の集まりではないので、色々と問題が起こるのは想定済みです。じっくり構えましょう。

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テレマンのフルートソナタ

今日はレッスンでした。
合奏団の話で盛り上がってしまい、あまりレッスンは進みませんでした。

レッスン以外でもフルートのことを考えることが増えそうで、参加したこと自体にはやはり意義がありそうだと感じています。


アルテスはストップ中で、そろそろ再開しないといけません。

先週くらいから、テレマンの「2 本のフルートのためのソナタ Op.2 ホ短調 TWV 40:104」なる曲をやっています。

少し前に買った「ザ・フルート」の「フルートデュエットの楽しみ」に連載されていたものです。

全 4 楽章で、第 2 楽章と 第 4 楽章は軽快で対比の美しい曲です。
NAXOS では演奏例がいくつか見つかりましたが、YouTube では見つかりませんでした。

無伴奏であるところもなかなか味わい深いものがあります。

どうやらフルートソナタという訳ではないようで、2 台のヴァイオリンでも演奏できるようです。
実際にヴァイオリンでの演奏例もありました。


相変わらず基礎は定着しませんが、基礎練習と合わせて時々曲も少しずつやろうかと・・・。

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テレマン終了

昨日はレッスンでした。


テレマンのファンタジーはとりあえず最初から最後まで吹き通しましたが、まだまだ演奏と言えるレベルにはなっていません。

それでもさすがにそろそろ時間切れで、一旦終了することにしました。最後まで吹き通すと、さすがに疲れる曲ですね・・・。この曲から得られるものは多く、レッスンで見てもらうのはこれで終わりにしますが、しばらくは練習に吹き続けることになるでしょう。

レッスンでの音質はあまりよいとは言えず、まだまだ確立には遠い感じです。水曜日から一切練習時間を確保していないので、たったの3日間でもう感覚を忘れてきてしまっているのかもしれません。


次に何の曲をやりたいかと先生に聞かれたので、ヴィヴァルディのフルートソナタ、オーボエ協奏曲の2つを出しました。楽譜がすでに用意できているのはオーボエ協奏曲なので、とりあえずオーボエ協奏曲を先に見てもらいました。

音域的には問題ないけれども、フルートではやや難しい音形もある様子。

楽しみです。


今回のレッスンでは、先生はご自分のフルートではなく、店にある三響の40周年限定モデルを使って見せていただきました。

三響の音はあまり好きではないらしく、確かにいつもの音とは違って聞こえましたが、次第に時間が経っていくにつれ、そう変わらない音色になっているように感じました。

その話をすると、吹いていた先生自身は、レッスン終了まで常に違和感があったようで、驚かれました。


やはり楽器の違いは奏者自身が一番顕著に感じるようですね。

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まだまだ平凡

今日は大雨です。今日ある予定だった打ち合わせが事前に延期になっていたので、ほっとしています。


昨日も勤務時間が不規則だったので、日中に練習時間を確保できました。

音階練習とテレマン、ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲を中心に練習。
しばらく吹いていると、練習中に眠くなってしまい、この日の練習でのテレマンは終了。

最近多忙なので体力的に消耗しているというのもあるのでしょうが、暗譜で吹けるように練習しているため、ところどころでいつも以上に転びまくりで、退屈になってきたのかもしれません。


それにしても、日中練習できると結構気分がいいですね。


吹いて自分で聞いている間は、満足できる音だったのですが、録音を聴き返すと、単なる「フルートの音」にしかなっておらず、まだまだ平凡です。


ムラマツからフルートフェアの案内が来ました。
今年も会場には行ってみたいのですが、今回は先生方の演奏はないみたいですね。

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先に練習すると爽快

今日は仕事の時間が変則的だったので、日中に練習時間を組み入れました。

音階練習とテレマン、オーボエ協奏曲。

音階練習は、「タファネル&ゴーベールの日課練習」にある音階練習を使っています。最近になってようやくまともにつながるようになってきました。(今までブツブツ途切れていたのです)

テレマンは、暗譜で演奏できるように意識しながら通して練習。音色の改造により音が随分通るようになり、演奏していて非常に爽快です(そういう曲ではありませんが)。

1 時間かけてすっきりしました。


このあとに仕事なのですが、すごく気分がいいことに驚きました。

こういう労働時間の構成はいいかもしれません・・・。


昨日の録音を改めて聴き直すとは、練習中に自分で感じている音とは違い、何か CD の音に近い感じです。まだ確立にいたるには遠いということですね。

音が通ることをいいことに、息を吹き込みすぎているのかもしれません。彩度は明らかに高くなりましたが、濃淡の変化はほとんどないような気がします。

近いうちに、録音をアップロードしてみようかと思っています。

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続・音の改造

今日も 1 時間ばかり練習時間を確保しました。


だんだんと音の改造に関する効果が現れてきているようです。
音に水や色を感じることができるようになってきました。

一緒に練習していた妻にも明らかに音質が変わったと言われました。
録音を取って確認してみたところ、確かに以前よりよくなっているように思います。まだ確立はしていませんので、この音をいつでもどこでも出せるようにしっかり定着させなければなりません。


久しぶりに「タファネル&ゴーベールの日課練習」を練習メニューに入れました。これはしばらくサボっていたのです。

これから数回試して検証したいと思いますが、どうもこの「タファネル&ゴーベールの日課練習」という教材は、発音が安定していない段階ではいくらやっても無駄なのではないかと思い始めています。

以前も散々練習しましたが、多くの方が言われるとおり「苦行」に近いものでした。しかし、今やると結構楽しい練習です。

テレマンの無伴奏ファンタジーを何とか通して終了。
テレマンは次のレッスンで終わりなので、何とかしっかり通せるようにしたいものです。

レッスンでテレマンの次に何の曲に取り組むかを聞かれました。
ちょっと考えていなかったのでそのときは答えませんでしたが、今考えているのは、ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲(ヴァイオリン協奏曲)か、ヴィヴァルディ偽作のフルートソナタのどちらかですね。

偽作の方は楽譜を持っていないので、すぐに取り掛かるとしたらオーボエ協奏曲が有力です。

今の音の改造をやろうと思ったきっかけの曲でもあるので、これにするのもよいかもしれません。

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音色の向上

今日はレッスンでした。


今回は平日に 2 日練習を挟んだことも手伝って、今日はレッスンの進行が比較的順調でした。いつもレッスンがこれくらい順調だと楽しそうです。

そのためには、やはりこのペースで練習時間を確保しないと難しいと言うことになりますね・・・。


音色がよくなったと言われました。
色が見えてきたからだと思います。先生には「事前にレッスンの準備ができていることによる自信によるのでは」と言われました。それもあるかもしれません。

以前よりは音の彩度がかなり高いと思います。この音を、今のところはコントロールしながら出せるようになっています。気を緩めるとまた元通りになってしまいそうなので、あまり間隔を空けずにフルートの練習時間を確保しなければなりません。

テレマンは、次回のレッスンで一旦終了することにしました。


アルテスはまだ 8 課をゆっくり進んでいます。

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練習時間を割く

今日は1時間ほど、練習時間を割きました。できれば毎日時間を確保したいものです。

前のエントリーに書いたとおり、現在仕事が手詰まり状態になっており、フルートのレッスン自体を負担に感じてしまうこともある始末です。

しかし、やらないとどんどん吹けなくなっていくので、負のスパイラルを断ち切るべく、無理やりに練習時間を捻出しました。


やったのは、以前から続けている音の改造と、曲練習。
曲練習は相変わらずテレマンの無伴奏ファンタジーですが、今日は1つ追加しました。

バッハの無伴奏パルティータです。
実はバッハの曲はほとんど興味がなかったのですが、ゲイリー・ショッカーの無伴奏パルティータを聴き、さらに NHK の「名曲探偵アマデウス」で取り上げられた無伴奏チェロ組曲の話を聴いて、俄然興味が出てきました。

同じ無伴奏の曲なので、テレマンのファンタジーに通ずるところがあります。譜面を見る限りでは、テレマンのファンタジーよりは忙しくない感じです。

しかし、無伴奏パルティータというのは、当然今の実力で手を出せるほど楽な曲ではありません。
グラーフの「バッハの無伴奏パルティータという作品は、すべての器楽奏者に対する挑戦です」という話が非常に印象的でした。

もちろん見事なくらいに吹けませんが、これも教材として密かに取り組んで行こうと思います。


練習とレッスンのスタイルを、徐々に暗譜ベースに切り替えたいと思っており、今日はその一環でできるだけ暗譜で練習できるように努めてみました。

いい気分転換になりました。

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