フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

スペインのフォリア

スペインのフォリアに挑戦してみる

時々は練習しております。


テレマンのソナタと、久しぶりに「スペインのフォリア」をやってみました。

「スペインのフォリア」は、このブログにも何度も書いている通りで、フルートをやり始めるきっかけになった無伴奏曲です。
最終的にこの曲を自在に演奏できるようになることが目標で、これは今も変わっていません。


練習の時に少し時間を割いて演奏してみました。
最後に挑戦してから 2 年くらいは経っていると思います。

手も足も出なかったので、放置していたのです。


今回やってみて驚きました。
ミスは出ますが、案外それらしく演奏できています。
主題となる第 1 変奏だけですが、演奏していて気持ちよくなるくらいまともに演奏できています。

これは楽しいとばかりに、第 2 変奏もやりましたが、こちらも 2 年前とは違い、手も足も出ないという感じではありませんでした。


第 3 変奏以降は全くダメですが、正直驚きました。
バロックをやり続けている効果もあるのかもしれません。

夢に描いていたものに少し近付いている実感が得られると感じると、途端に楽しくなりますね。


第 1 変奏は頻繁に練習に混ぜることにしましょう。

にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
フルート関連のブログ

指の記憶

今日はレッスン室で1時間自主練習を行いました。


レッスン室を1時間借りるのは実は今回が初めてです。30分のレッスンと事前練習を合わせて1時間というパターンばかりでした。

先日のエントリーで思い知った「感覚の未成熟」を少しでも埋めるため、今日の1時間は、曲練習を一切行わずに「音と指の記憶」にすべての時間を使うことにしました。


使う教材は、ソノリテにある跳躍練習?の一部と、スペインのフォリアの1-3, 18です。

スペインのフォリアは、音符がかなり分散して出てくるので、単に楽譜上の音と運指の練習をするにはよい題材だと判断しました。メロディが十分に分かっているので、吹いたとき正しいかどうかもよく分かります。


ソノリテの跳躍練習は今回初めてやりました。
ソノリテの序盤の楽譜では隣り合った音符しか出てこないので、あえてこの部分を抜き出しました。

五線の外で下と上に離れる辺りからもうほとんどまともな音が出ません。指の反応をよくするという意味ではあまり効果が判りませんでしたが、別の課題が見えてきたという意味で成果はありました。

続いてフォリア。
こちらは楽譜を見て曲のイメージを掴めなくても、吹いていくうちに聴きなれた曲のどの部分かが判るので、だんだんと楽しくなっていきます。

まだ反応速度としては貧弱ですが、やる前と比べるとずいぶん動きがよくなったように思います。この楽譜も強烈な跳躍が多いので、ところどころでつまずきます。

メトロノームを使って、ミスしても止めずにとにかく吹き進めるようにしました。曲とは程遠いものです。これはあまり面白くありません。

数回繰り返すうちにミスの回数も減ってきたので、今度は音符をまとめて読んで、「常に楽譜を見る」状態をやめて吹きました。自分のメモリの揮発性に落胆しながら、何度か繰り返しました。

まだ効果はほとんど判りません。

先日のシダックスでの自主練習に比べて、体感的には成果がありませんでした。


曲練習しながら自然に慣れていくのを待つか、このような練習を試行錯誤で繰り返しててこ入れを図るか・・・。もうしばらく試行錯誤を繰り返してみようと思います。


にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
フルート関連のブログ

ヴィースラーの衝撃!

NAXOSですごいフルーティストに出会いました。

フルート奏者を探したくて、「syrinx」のキーワードで検索してみました。

このサイト、楽曲を指定しての検索は非常に使い勝手がよいのですが、フルート曲の演奏だけをピンポイントに探すのは苦手なようで、楽器指定で検索してもあまり出てきません。

とりあえずシリンクスならたいていのフルーティストは録音があるので、これで引っ掛けてみたのです。


そして、偶然見つけたのは、マヌエラ・ヴィースラーという女性フルーティスト。
ジャケットの顔は、どこかで見たことがあります。

たくさん出てくるリストの中で、このCDを選んでしまったのは、マレの曲のタイトルがついていたからです。

演奏時間が長いので、もしやとは思いました。
再生すると、間違いなくフォリアです。タイトルは違うのですが・・・。


ここで思い出しました。


年明けに行った石丸電気SOFT3で手に取った名前も知らない女性フルーティストです。
確かに「ウィースラー」と書かれてあったのを覚えています。


驚きました。
今流れているスペインのフォリアは、高木綾子さんの演奏とはまるで違います。

今まで何曲も聴いてきたフォリアは、高木さんの演奏より心に響くと思ったことはありませんでしたが、ヴィースラーの演奏は信じられないくらいに緩やかで、音楽味が溢れています。


スペインのフォリアは全体的に曲のスピードが速いので、ヴィオールでの演奏を含めて、かなり速い演奏が多いと思います。
ヴィースラーのフォリアは、強烈にゆっくり流れます。そして、甘い。


かなりたくさんのCDを出しているようなので、ほかの曲も聴いてみたいと思います。

どんな人なのか調べてもなかなか見つかりません。
見つけた情報では、2002年ごろ引退してしまったのだとか・・・。

残念。

にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
フルート関連のブログ
Profile
Recent Comments
Archives
記事検索
  • ライブドアブログ