フルートレッスン戦争記 第二幕 - 遊びで終わらせないための実践技術

なぜ私たちは、なかなかフルートの演奏技術が上達しないのか。うまくいかないのは練習方法にあるのか、それともレッスンにあるのか。その謎を解き明かしていきます。

スタッカート

レッスン 2012#2 低音域のスタッカート練習

今日はレッスンでした。

元々はレッスンの予定は入れていなかったのですが、アンサンブルの練習日になっていたので、レッスンを入れることにしました。


今日のレッスンも、低音の克服をテーマです。

事前練習で、前回同様に低音でタンギングせずに発音する練習を繰り返しました。

どうもこれを繰り返すと、脳の血管が切れそうで、あまりしっかり吹き込めませんでした。
後でこの件を思い返してみて、力みすぎなのかもしれないと感じました。


アルテス 12 課。

Img_0167

最初はスタッカートで吹くとありますが、これがかなり難しい・・・。

中音域は問題なくても、低音域だと途端にか細くなります。
息を一定量入れるようにしないと、低音もしっかりした音量にならないことは分かり切っていますが、息を入れすぎると低音域を維持できず、どうしてもうまくか細くなってしまいます。

しばらくスタッカートでの発音での練習を繰り返すと、レッスンでやっている時間は短いのに、かなり腹部の筋肉が辛くなります。


このレッスンの後にアンサンブルの練習がありました。

このスタッカート練習の効果があったのか、低音は割と思ったような音量が維持できました。
このスタッカート練習はしばらく試行し続けることで、効果が見えそうです。

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続・スタッカートの演奏解釈について

今日は練習時間を取れませんでした。

ちなみに革新派の著名某先生は「スタカートは音符と音符の間に息を吸う(瞬間ブレスする)事」とおっしゃってます(ある意味目から鱗かも(笑))

フルートレッスン戦争記:スタッカートの発音 (コメントより)

スタッカートのエントリーに頂いたコメントで、音符の間にブレスを取るという内容から、ふと以前同じことをしたことを思い出しました。
ブログにも書いていた気がして、検索してみたのですが、全くヒットしません・・・。

ヴィヴァルディの「冬」第 1 楽章を勝手に練習しているときに、スタッカートの連続があり、息が続かないこともあって、音符の合間に無意識に息を吸っていました。
息を吸っているといっても、本当に微量の空気にすぎません。しかし、その程度の量でも十分持続できたことを覚えています。

それにしても、本当にブログには載せていないようです。
自分のブログを色々検索していると、、、
こんなものが出てきました。

スラーとスタッカートは、当時の演奏解釈では、クレ、ルレ、エガルによる奏法を指示していたというもので、それぞれ次のような特徴があります。
(バロック時代の演奏習慣という意味でしょう)

  • クレ(coulé)は、記譜上スラーで結ばれたフレーズについて、第1音を記譜よりも短い音価で演奏する
  • ルレ(louré)は、記譜上スラーで結ばないフレーズについて、第1音を記譜よりも長い音価で演奏する
  • エガル(égal)は、フレーズを構成する音符にスタッカートの記号が書かれているもので、音を切って演奏するのではなく、すべて同じ音価で「均等に」演奏する

フルートレッスン戦争記:記譜法と演奏解釈

自分でも過去に多少は認識していたようです・・・。
これは、Sonore さんのコメントにあるこの内容とほぼ同じですね。

並んだ音と音の間をセパレートするようにという指示です。

また、バロック時代には並んだ複数の音につけられて、イネガルでなく均等に演奏することを求める指示。これってジャズの記譜法でも同じなんです。

フルートレッスン戦争記:スタッカートの発音 (コメントより)

しかし、コメントを頂いた時点では、過去にこんなことを書いていたことすら忘れ去っていました・・・。

「イネガルって何だろう」と思っていましたが、「エガル」のことはちゃんと書いてました。

ともあれ、過去のエントリーを読み返すとそれなりに発見もあるようです。


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スタッカートの発音

スタッカートについて。


週末のレッスンで、アルテスを見てもらったとき、11 課にスタッカートとスラーでそれぞれ練習するようにというくだりがあり、指示文の通りスタッカートとスラーで練習する様子を見てもらいました。

フルートのスタッカートは、タンギングと並べて解説されることが多く、スタッカーとは一音ずつ息を切って発音するという表現がしばしば用いられます。


小学校のリコーダーでも確かにスタッカートは出てきました。
あまり覚えていませんが、強く息を射出することで出すものだと漠然と考えていました。

ところが、この日のレッスンでスタッカートの奏法が間違っていることが分かりました。

単純に息を切って強く音を出しているため、発音直後の音が最も大きく、その後は音が霧散してしまうような感じでした。
しかし先生の模範演奏では、スタッカートは音価いっぱいに音が持続します。音価いっぱいと言っても、短い音符なので時間的にはごくわずかな時間ではあります。

音符 1 つずつが時間いっぱい生きている感じです。
図示できればよいのですが、用意できそうにありません。

言葉で表現するとすれば、息を切って発音した音を、終了までその息でコントロールしているような印象でした。

スタッカートで発音した音の粒が常に揃っており、一個一個が正確な形をした玉のような感じ。

私の発音は、息を切って発音した時点で終わりなので、そのあとどう音が消えるかなど意識していません。

完全に間違っていたようです。

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