今回の発表会の曲を練習している最中も、妻と同じ場所で同時に練習することが時々ありました。
本番で音質がイマイチだったのは私も認識していました。
しかし、昨日言われて驚いたことがありました。
普段の練習時も、以前のような音にはなっていないのだそうです。
出ている音の中に、空気の音の占める割合が高くなっていて、音量自体も小さくなっているように聞こえるとのこと。
同時に練習することも多いので、こちらの音量が大きいとうっとうしいはず。そのうっとうしさが最近はあまりないと言っていました。
自分の録音は以前と同様に聴き返しており、その音質には特に不満は感じていませんでした。
むしろ、この音色をもって発表会に臨んで驚いてもらうつもりですらいました。
それでも言われてみると、確かに以前ほど音色を楽しむ感覚はなくなってきたような気がします。
気になってしまい、今週の練習は、音質の回復というか、音色の再構築を考えることにしました。
音の生命力を意識しながら、吹き込んでいくだけでも随分響きが違います。
まともな音が出てくると、練習の楽しさもまた全く違うものになりますね。
今日の練習でやったメニュー。ソノリテと音階練習に時間の大半を費やしてしまい、アルテスはちょっと追う程度。
- ソノリテ:半音階下降、上昇
- ソノリテ:低音域
- タファネル&ゴーベール日課大練習:EJ3(音階練習)をテンポ 90 で演奏。
- アルテス:11 課
ソノリテは実に久しぶりにやりました・・・。
半音階下降自体は、できるだけやるようにしていますが、ほとんど何も考えずにやってしまうこともあり、あまり効果が出ていないような感じ。
今日は楽譜を開いて、演奏している音を確実に意識しながら音にしていくことにしました。
ソノリテの低音域の項は、こちらも随分久しぶりにやったのですが、以前にレッスンで見てもらったときと違い、テンポ 60 でも息が原因で止まることはありませんでした。
これは肺活量が増えたというわけではなく、空気の無駄遣いがなくなったのだと思います。
今日は用意する時間がありませんが、練習で演奏した内容も録音で時々出すようにしたいですね。
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