こんにちは。


先日発表会に出たという話をしました。
実はそこで、S氏と話し込むことができました。

S氏というのは、去年この記事で話題にした人です。

立てた目標を達成できない本当の理由

今も同じ教室に通っているらしいのですが、実は現場ではほとんど会ったことがありません。
活動できる日や時間帯が違うのでしょう。全然会わないんです。


彼も発表会には毎回出ているのですが、私が発表会では身動きが取れないことが多く、なかなか話しに行けませんでした。
今回、久しぶりにS氏と話をしました。


もちろん話題はケノンです(笑)。
どういう反応をしてくれるのか、ものすごく楽しみでした。


ちなみに今までにこの楽器を何人かに見せていますが、反応は全部同じでした。
別に試しているわけではなく、こちらもその反応を期待しているわけです。

同じ反応というのは、驚いて笑うことです。

みんな同じ反応をしてくれます。


まず楽器そのものが重いことと、見慣れない形状。
私はキーの補助板とか、見て一瞬で分かる違いに気づいて驚くものだと思っていましたが、結構多いのが、ブリチャルディキーの左側に妙なキーが鎮座していることに気づくことです。

IMG_0510

これです。Cisトリルキーというのだそうです。


楽器を入手した直後、楽器店の管楽器リペアの方に見てもらいました。

そのときも驚かれましたが、一番最初に目についたのはこれでした。この部分は、明らかに普通のフルートと違います。


発表会ではS氏はまだ出番前でした。
休憩時間になったので、食事中の彼に楽器を見せることにしました。

モイーズモデルの存在自体は知っていましたが、どこのメーカーの楽器なのかはよく知らないようでした。
ちょっと話のネタにしようと思っていたら、「吹いていい?」と言うので吹いてもらうことに。やはり真っ先に先ほどのトーンホールに気づきました。


休憩時間中のホールで、誰に構うことなく曲を吹き始め、止まりません(笑)
Aisレバーで開閉するこのトーンホールで鳴らすトリルの方が音程がよく、ここに空いていることに意味があると言いながら、残りの休憩時間の十数分、ずっと吹き続けました。

やっぱり吹いていて面白かったんですかね。


指が動かしやすいというので、キーの位置や高さの話をしたら、ようやくそれに気づいたような感じでした。補助板はともかく、右手のキーは言われないと気づかないかもしれません。


久しぶりに話し込みました。



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