livedoorブログの管理画面があまりにもショボいので、ブログ移転を少し本気で考えていましたが、最近になって急激にアクセスが戻りつつあります。

しばらくこのままやろうかと思います。


「大人になってからフルートを始めたから、なかなか上達しない」と嘆く人をよく見かけます。

はい、私がそうでした(笑)


もろに当てはまっていました。

実は今もそう思っている部分が少し残っています。
完全には消えません。


今は、全くないとは言いませんが、以前と比べると全然そんなことは考えていません。 

「大人になってから始めたから、上達しない」

なんてことを言っていると、本当にその通りになってしまうんですよね。
大人になってから始めてもすごい人はいます。

スポーツじゃあるまいし、結構どうにでもなります。


楽器の演奏くらいならどうにでもなります。

このくらい思っておかないと、やってられないのです。


フルートの重量に耐えられないような年齢になってきたらさすがに考えないといけないかもしれませんが、それにしたっておじいちゃん、おばあちゃんになっても金製や総銀製の重そうな楽器でやっている人もいますよね。

仕事でもこういうことを言う人がいるんです。

「もう年齢が年齢だから、これから(新しいことを)やり始めても遅いんです」


それ、誰が決めたんですか。
誰が遅すぎると決めたんでしょうか。

聞くと、大抵は自分でそう思い込んでいるだけだったりします。
何かの根拠があるわけじゃないんです。

根拠があったとしても、それは何かの受け売りでしかなく、自分で裏を取ったような情報じゃない。


私は今からやっても、指なんかいくらでも鍛えられるんだろうなと思っています。
そして実際にそれを体感しつつあります。

何とかなります(笑)

音感も、リズム感も、本気でやり続ければ何とかなるんじゃないですかね。


確かにプロになるのは難しいかもしれません。
しかしこのプロになるかどうかの境界線なんか、大半の業種では明確な線引きがありません。

何かの試験にパスしないとプロになれないという業種の方が少ないんです。
ましてやそれに近づくことや、実力的に凌駕することに、「年齢」が足かせになることはありません。


私は大人になってフルートを習いだす前まで、音楽は聴く専門で、学生時代の音楽の授業などは大嫌いでした。
フルートのレッスンで、楽譜が読めないことがとにかくコンプレックスでした。
今でもやっぱりどこかにあります。

昔からやっていれば、もっとできるようになったかもしれないと思うわけです。

しかし、この考えが頭をもたげてきたとき、今は「ああ、言い訳してるな」と思います。
他人が言っているのを見ても、やっぱり「言い訳してるな」という風に見えます。


やるのが遅すぎたから、若くないから、練習時間がないから、、、

この手の理由をどれだけ並べたところで、誰も喜ばないんですよね。
自分で言っていても空しくなっていきます。

好きなら、文句言わずにやればいいんです。
徹底的にやってください。

ほとんどの人は、徹底的にやる前に諦めます。
諦めずに徹底的にやり続ければ、負けることはありえないんです。



にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
フルート関連のブログ