前回のアンサンブルの練習で、メンバーからタンギングが柔らかすぎることを言われました。

私にだけ言われたわけではないのですが、以前からレッスンでも何度か指摘を受けていたことではあり、改めて考えてみることにしました。


なぜタンギングしていないのかを考えてみる必要もありそうです。

タンギングをして発音しないといけないのはもちろん分かっています。
しかし、タンギングをして発音する場合に音が悪くなるからなのか、気がつくとしていないことがよくあります。

特に p のニュアンスのときの発音は顕著で、かなり高い確率でタンギングしていないか、していても意識の中でしているような感じで、物理的に舌を突いているような感じではありません。


今日は新宿に打ち合わせに行き、その帰りに練習しました。
練習では、タンギングに注目し、とにかくタンギングなしの発音にならないように意識しながら吹いていきます。

録音を聴き返すと、タンギングをしているほうが明らかに明瞭に聞こえます。
演奏中に自分で聴いてると、「後押し」がきれいに響いて聞こえるためにそれに酔ってしまい、出だしの部分にはあまり神経を向けることができません。

「後押し」によってトータルでよいように聞こえてしまうのがそもそもよくないようです。


録音で聴くと、明らかにタンギングありで正確に発音しているほうが聴き心地もよく、まとまっています。

出だしがいびつなのは、やはりよくありません。


タンギングありでの発音でも、音潰れが発生するために聞きづらいことがあり、これも解消していく必要があります。
思っていた音が出るかどうか、といつも不安に感じていること自体がよくないのでしょうね。


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練習時間: 1.0 時間
現在までの累計練習時間: 22 時間(7.3%)
(レッスン時間込み)


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