さて、本番が終わりました。


かつてないレベルで失敗しました。

演奏中、途中で見失い、演奏がストップ。
まれに見る大事故になってしまいました・・・。

ピアノは合わせのときよりも随分ゆっくり合わせてくれましたが、それでも途中で転んでしまい、そこから焦りが出てきたようです。
緊張も確かにありましたが、それだけが問題ではありません。

正直音質だけはかなり自信があったのですが、それもまともに発揮することはできませんでした。
第 2 楽章で大事故になってしまい、心配していた第 4 楽章のほうがむしろまだマシでした。


こうなることは予想できていましたが、正直なところここまで散々な結果になるとは思っていなかったため、あまりの酷さに自分でも飽きれ返る始末で、もはや悔しさや恥ずかしさなどありません。


今回も出演者は、程度の差はあれ緊張が見て取れました。やはりそういう会場のようです。

しかし私の今回の敗戦は、会場の問題もあるでしょうが、それだけが原因であるはずはありませんね。


録音はしましたが、とても公開できるような代物ではありません。
そもそも曲が破綻しているので、音が悪いとか、そういう次元ではないのです。

この状態で本番に臨んだこと自体が間違いだったのかもしれません。
ただ、エントリーしているのに曲が完成しないから途中でやめますというのは覚悟がなさ過ぎますね。

発表会といえども演奏会なので、聴きに来ている人がいるわけで、彼らにストレスを感じさせるようなものを出すのはやはり問題があると言わざるを得ません。

先日のヴァイオリン特別レッスンで、柴先生から聞いた「音楽とは本来美しいもの」という言葉が頭をよぎります。


次回の発表会は、エントリーしないつもりです。
フルートのレッスンの組み立て方や、発表会の参加の仕方も考えないといけません。
これまで、発表会に無理にでも出て自分を追い込むことである程度の上達を感じてはきましたが、このやり方でずっと続けるのは無理がありそうです。

練習も、極力無駄な練習はしないつもりでいましたが、気がつくと時間だけこなしているような結果になっており、時間相応の成果すら出ていないような気がしてきました。

今回の発表会の結果がどうこうというよりは、昨日発見した問題を完全に解消するために、取り組み方を変えたいと思います。

ちょうどよいので、このブログも書き方を変えてみたいと思っています。


今回の演奏の分析は次のエントリーで書きます。


にほんブログ村 クラシックブログ フルートへ
フルート関連のブログ