RV58 を聴きまくっています。


工藤重典、ランパルなど何人かの CD を聴きました。最初に聴いたのは工藤さんの録音でした。気に入ってしばらく聴き込んでいたのですが、今はベーラ・ドラホシュという人の演奏が気に入っています。


昔はこの「緩徐楽章」というのが嫌いだったのですが、この曲はこれがないとやや違和感があります。
というのも、メインテーマである第 4 楽章に第 2 楽章が伏線で入っていて、この伏線の楽章からすぐに第 4 楽章に飛ぶと、テーマの重なりがあからさまな感じになるのです。

第 3 楽章が緩衝剤として入ることにより、一度伏線で出ているテーマの記憶がやや薄くなります。
この後で第 4 楽章がくることでぐっと引き立ちます。

しかし、あくまで発表会なので、2、3、4 楽章を続けてやるのは難しそうです。(時間的にも体力的にも、そして技術的にも)


CD の演奏時間は全部合わせて 5 分半くらいのようですが、CD と同じ速度で演奏できるかどうかは極めて怪しいので、今のところ第 2 楽章と第 4 楽章に飛ぶのが無難なようです。

そろそろ楽譜をちゃんと揃えて練習計画を立てておかないと・・・。


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