雨が降り止みません。


今日は自宅で少し吹きました。サイレントフルートで練習(歯を閉じて吹くだけです)。
フルート協奏曲「夜」の第6楽章冒頭を、ダブルタンギングと合わせて正確に演奏できるように、繰り返し吹いていきます。

左の小指が妙に動き回り、落ち着きがありません。
左薬指を押さえたり上げたりするときに、どうしても小指が大幅に動きます。

右手は、「タイスの瞑想曲」のときに鍛えたので、薬指だけをある程度個別に動かすことができます。左は小指がキィを押さえていないことが多いので、薬指の動作に連動してかなり大げさに動いてくれます・・・。

以前読んだデボストの著書には、「左手小指は(Gisレバーを押さえないとき)Gisレバーの下で胴部管にそえてもよい」というようなことが書いてありました(楽器の安定性についての記述です)。

これを思い出して、やってみました。薬指も比較的安定して動かせますが、少し慣れが要りそうです。こだわるポイントではなくても、異常に動くのでかなり気になります。




この曲、同じフレーズの繰り返しが多いので、「タファネル=ゴーベールの日課練習」を局でやっているようなイメージです。今まで音符が密集していると苦手意識を感じていたので、ちょうどよい機会かもしれません。

フルート協奏曲「夜」第6楽章1

「タファネル=ゴーベールの日課練習」は、今はまだ退屈だとは思いませんが、何度やってもうまく行かないときはうまく行かず、気分が停滞していきます。
でも曲だと、「普段聴いている曲のあの部分」を再現していることがよく分かるので、まだ意識が上を向きます。

フルート協奏曲「夜」第6楽章2

これを普段聴く速度で弾けたらものすごく気持ちよさそうです。


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