先日、ソルフェージュに関する本を借りました。


以前からソルフェージュには興味がありました。
ソルフェージュでどういうことをするかはおおよそ理解しています。

しかし、フルートの運指や楽譜を読むこともままならなかった当時、フルートの練習に加えてソルフェージュを考える余裕など作れませんでした。


本には、「読譜」のレベルについて書いてありました。
「ピアノ奏者で、総譜を見て左手と右手の演奏がどこで同期するかは分かるが、譜を見て正確に拍を感じ取れる人は少ない」とあります。

・譜面を見て、即座にフレーズの拍の長さをイメージできるか。
・譜面を見て、流れる音楽をイメージできるか。また、そばに楽器があれば、すぐに再現できるか。


残念ながら私はもちろん当てはまりません。(まぁ、現時点ではできるはずもありません)


楽典を含む音楽基礎が大事だということは気にしています。
しかし、依然として本気でその対策を講じるまでには至っていません。

今の状態をプログラミングで例えるとすれば、「ソフトウェアの設計思想も知らずに、開発ツールの使い方を延々と勉強している」に等しいわけですね・・・。

タイスの瞑想曲のとき、「演奏する真似をしている」イメージを拭い去れなかったのは、これも原因に挙げられそうです。


聴いた音楽を譜面に起こせる必要はないと思いますが、聴いた音楽を楽器で再現できるレベルになればもっと楽しくなるのは間違いありません。

そんなところにまで行けるかどうかはともかく、そろそろ始めてみてもよさそうです。


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