今日、昼食中にふと思いました。


今の私の大きな問題点の一つに、指が回らないというものがあります。
音階通りにキィをさばくことは頭で分かっていてもなかなか指が思うように動いてくれません。

最近もっぱら指の鍛錬に力を入れています。

しかし、自分の意識下でいくら正確に指を動かせるようになったところで、速い旋律を止まることなく楽にさばきぬくことができるようになるものでしょうか。

指と音階の認知の間に、運指の指令を挟むとどうしてもスピードに限界がありそうです。


フルート奏者はいちいち指への指令などを考えておらず、譜面上の音符の音階を認識した時点で、指が即座に反応するようになるのでしょうか。

歌うのに、この音だから口をどれだけ開けるなどと考えたりしません。
PCで文章を書くのに、キーボードのどのキーを押すかを1文字ずつ考えたりしません。

理屈抜きに、フルートのキィさばき自体に意思決定の時間を割かないようにしないと一向に上達しそうにありません。


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